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パン屋運営

【パン屋は2時起き!?】早起きのコツをまとめてみた

パン屋さんといえば『早起き』。

わたしの場合は定期販売の日だけなので、月に2日

それでもその日は2時起きです。

毎日2時に起きるのと、たまに2時に起きるのと。

ダメージを考えたら『たまに2時起き』の方が辛い気もします。

しかも元々寝つきが悪いタイプ。

おぱんくん

運動会前や入試前日に寝られなくなるまさにあのタイプだね!

普段は6時半起き。

早起きの日は2時から6時半までの4時間半に一気に焼き上げます。

段取り命!ちいさなオーブン1台で大量のパンを焼く方法しばらくパン屋さん関連が続いたので、今回はパン作りのお話です。ちいさいオーブン1台で100個のパンを4時間半で焼くその段取りをまとめてみました。ミニマムに働くからこそ、いかに効率よく発酵させるかが大切!ぴっちりハマった時の爽快感、たまりませんぞ。ぜひお家でのパン作りのご参考に♪...

焼き上げてからはいつもの生活。

あえて昼寝はせず翌日もそのまま強行突破。

たまにの早起きはキツいものですが、ちょっとコツを掴むと意外とすんなり起きられるようになります。

今回はシンプルに『パン屋の早起きのコツと対策』を解説していきます。

この記事の動画はこちら

to doリストでやることを明確化

寝つきが悪い時は大体こんなことを考えています。

そしてこう思います。

おぱんくん

まずいぞ、あと2時間しか寝れない…(泣)

『そもそもなぜ寝つきが悪いのか』

その原因は先ほどお話しした中に答えがあります。

あの感情たちの根源はなんだと思いますか?

それは『不安』です。

やらなければならないことを全て忘れないように時間内に終わらせる“ことへの不安です。

中でも“忘れないように“については簡単に対策が出来ますよね。

そう。

やることを計画しておくんです。

人間寝ると記憶は大体ぶっ飛びます。

(徹夜が出来ないタイプなので、一夜漬けは指で数えられる程度しかチャレンジしたことはありませんがびっくりするくらい何も覚えていませんでしたw)

しかもなぜでしょうか。

寝る直前になると「あれもこれも」とどんどんやりたいことが浮かんできませんか?

なのであえてこの心理を利用して対策をしてみましょう。

というわけでわたしの早起きするためのコツ1つ目は『寝る直前に明日やることをリスト化する』。

いわゆる『to doリスト』ですね。

寝る直前というのがポイントです。

もちろんその前からまとめていっても大丈夫。

あとはそれを「いつでも見ることができる」ところに書くこと。

手帳を持ち歩かず、メモは無くすというなかなかズボラな性格ですのでwわたしの場合はスマホの「リマインダー」に入れています。

iPhoneの方は純正のリマインダーアプリがオススメです。

いろいろタスク管理のアプリはあるのですが、純正のアプリはApple Watchとの連携もスムーズ。

普段こんな感じで管理をしています。

最後のメロンというやつは16個焼くパンのうちの振り分けです。

誰かに見せるわけでもないので、自分さえわかれば大丈夫!

特に仕入れや買い出しは抜けたり、買いすぎたりしやすいので先にリスト化しておくとちょうどよく購入することが出来ます。

処理が終わったらすぐ消して、溜まらないように。

このリストがなるべく少ない数字であると気分もいいので、ちょっとしたモチベーションになったりもします。

リマインダーにやることをザザザっと並べたら脳内から一度出す

忘れてもキーワードで思い出せるのでもう忘れましょう。

忘れ方は考えないようにするしかありません。

慣れるしかないので、何回もトライしていきましょう。

段取りを事前に考えておく

to doリストでやることをまとめたら翌日の焼き上げの段取りを頭の中に入れておきます。

実はこれまで“なんとなく焼き上げはこのくらいかな♪“とイメージして焼いていました。

すると寝る直前になって「あれやって、これやって、それやって…間に合うかな」という漠然とした不安がやってきます。

そうなると眠れなくなる。

なので段取りは細かく決めて頭に入れておきましょう」。

頭の中でがっつりイメージして臨むことでついでに焼成の効率化も出来るようになりました。

  • この生地は3段使う
  • この生地は発酵が50分
  • この生地は長めの発酵
  • この生地は常温待機してもよさそう

これらの情報を組み合わせて4時間半で一番効率良く焼く段取りを決めていきます。

決して”楽をして焼きたい”のではなく、“発酵不足や過発酵を防ぐ“というのが最大の目的。

美味しく焼くための対策です。

いかにミスを減らすかが早起きしてからの4時間にかかっています。

同じタイミングで二次発酵が終わったとして、先に焼いておくべき生地はどちらかと迷った時にもすぐに対応出来るように段取りはイメージトレーニングしておくとベスト。

ガチガチに固めるよりも“大体このくらい“の順番で細かく決めておくのがちょうどいい。

イメトレして、忘れそうならメモして翌日に臨みましょう。

寝る前に足裏マッサージをする

ここからはガチな安眠対策をご紹介します。

学生時代から深い睡眠をあまり感じることがなく、パン屋を始めてからは焼かない日も毎日2時ごろに目が覚めるタイプ。

寝る前にヨガをしてみたり、あえて日中動き回って疲れてみたりしましたが、簡単で効果があったのは『足裏マッサージ』でした。

以前”リフレクソロジー”の勉強をしていた知識が今役立っておりますw

やはり経験は無駄にはなりませんねw

足裏は『第二の心臓』と呼ばれています。

親指が、その付け根が

左足裏には心臓に対応している場所があり、ちょうど足を伸ばして座った時に身体の部位と重なるように対応しています。

快眠のツボはかかとにあります。

失眠(しつみん)』と呼ばれる部分です。

場所はかかと中央の少し凹んだところ。

ここを寝る前に押してみたり、ゴルフボールを転がして刺激します。

わたしは布団で寝る直前にかかとごと揉みほぐしています。

かかと周辺は大腸のゾーンでもあるので、かかとが硬い場合は大腸が弱っているサインかもしれません。

大腸と体調はかなり密接に連動しています。(ダジャレじゃないよ)

ついでに大腸も刺激出来るのでかかとごと揉みほぐしましょう。

ちなみに目が疲れていたら指先をつまむ。

胃が疲れていたら土踏まずをゴリゴリしてみる。

「足ツボなんて適当でしょ」ということなかれ。

思いの外連動しています。

ぜひ寝る前のちょっとした習慣にしてみてはいかがでしょうか。

オススメの1冊も添えておきます。

個人的に大好きな本です。

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生活リズムを崩さない

お次は”生活リズムを崩さない”ということ。

2時起きした日はもれなく日中睡魔に襲われます。

年を重ねたせいか、最近はその頻度が多くなってきたので、パンを焼き終えて少し時間がある時はソファーで軽く仮眠を取るようにしています。

目を閉じて、アイマスクをして10分休憩。

それだけでもかなり回復します。

寝過ぎてしまうと起きづらくなるので多くても20分まで。

そのあとはいつも通り朝の家事をして、ある程度家事を終えたら工房へ移動してパンを梱包する作業をします。

焼く日の段取りとしてはこんな感じ。

自宅横の工房ならではの段取りではありますが、自分のリズムを崩さないところに仮眠を入れます。基本です。

夜はどんなに眠くても変な時間には寝ず、いつも通り夜11時ごろに就寝。

これ意外と大事で、例えば夜の9時とかに寝ると翌日からじわじわとずれ込んできてわたしのような睡眠に悩む人はリズムを戻すのにとても時間がかかるのです。

だから普段から睡眠の質が悪いと思う人はなるべくリズムを崩さず、生活の質の部分から手を加えるのがオススメ。

ちなみに寝る前のホットミルクは癒される反面、太るという副作用がありますのでご注意ください(経験済)。

番外編:我が家はサウナ風呂ブーム

最近、夫と息子は絶賛サウナブーム。

土日になると2人で銭湯に向かい、サウナを楽しんでいるご様子。

(小学生はまだサウナは行けないので銭湯です)

平日もサウナ気分を味わいたい、ということで先日我が家にこんなものがやってきました。

サウナ傘

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めちゃめちゃシュールでしょ?

なんだよこれ、と思っていたんですが見た目で判断しちゃいけません。

完全にナメておりましたw

我が家の使い方はこんな感じです。

長風呂が苦手なので1セットしか行わないのですが、自家製サウナ風呂を始めてから明らかに睡眠の質が上がりました。

寝る2-3時間前にお風呂に入って一旦体温を上げて、寝る直前にある程度体温が下がっていると入眠も良くなるそう。

「ととのう」

なんとなく意味が分かった気がします。

元々湯船に長くつかれないタイプ。

しかしながら狭い空間が好きな私としてはサウナ傘の中の5分は耐えられるようで、謎の集中力を発揮出来ます。

温泉など人がたくさんいる場所が苦手なので自分のペースで家で出来るサウナ風呂。

わたしには合っているのかもしれません。

今後続けていきたい、という意味を込めて”番外編”にしてみました。

今回のまとめ

今回は「パン屋の早起きのコツ」についてまとめてみました。

最後にポイントをまとめておきます。

パン屋さんを始めるまで、パン屋さんの早起きについては「毎日朝早いんだろうな、大変そうだな」と思う程度でした。

いざ自分がやってみると週1の早起きですらとても辛い。

そういえばパン屋さんになる時に一番先に除外したのは『店舗』でした。

店舗を持つと自分の”城”的な安心感は得られるかもしれませんが、わたしの中で大切にしている「健康」と「家族」という軸が揺らぐ。

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もともと睡眠に関して悩みがあったので余計に思ったのです。

お店を構えず、パンを焼いて販売する方法はないかと思いながらイベント出店をメインにしたパン屋を数年。

コロナ直前で通販を始め、今はちょうど時代のさざ波に乗っているというところでしょうか。

パン作りが好き、

でも睡眠に悩みがある、

家庭を大切にしたい、

お休みは好きな時にとりたい、

好きなことを仕事にしたい。

こんなわがままを叶えるために10年かけてたどり着いたのが今。

思った以上に自分の欲求に素直に従えているような気がします。

そして改めて思うのは『毎日のパン屋さんって体力がすごい』ということでしょうか。

わたしはマイペースながらもちょっとわがままにのびのびとパンを焼き続けようと思います。