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海外旅行

【ツアー編】フィリピン・セブ島へ親子留学してきました!

前回に引き続き親子留学のお話。

【日常・生活編】フィリピン・セブ島へ親子留学してきました!息子の人生勉強にと、春休みにセブ島へ親子留学に行ってきました。もしかしたら息子よりもわたしの人生観が変わったかもしれません。国が違えば文化も違う。もっと肩の力を抜いて生きてもいいのかな、なんて思ったり。なかなか文章では伝わりにくいですが、画像で旅気分を味わってみてください。...

今回は参加したツアーに絞ってまとめています。

印象的だったのは「スタディツアー」。個人では選ばない内容はもちろんのこと、子育てにおいても強く記憶に刻まれました。その様子は中盤にて。

動画だとさらに行った気分になれます。ぜひご覧ください。

この記事の動画はこちら

アイランドピクニック

親子留学はレッスンだけでなく、各種ツアーも企画されています。

英語を学ぶ以外にセブを知ったり、海外の文化に触れるいい機会。

この日は「アイランドピクニック」へ出かけました。

ツアーとしてはこんな感じです。

  1. ヒルトゥガン島でシュノーケリング
  2. パンダノン島でフィリピン風BBQ

ツアーをしてくださるカフェに到着後、早速お土産を物色。

こちら「Human Nature」という、フィリピン発のオーガニックコスメブランド。

ヘアオイルを買ったのですが、これが何気に優秀で。しかもお値段もお手頃。何本か買っておけばよかったー!

虫よけバームは夏に活躍しそうです。

あとね、Tシャツがかわいくて。コットン素材でやわらかいし、刺繍もかわいい。

セブに来た!って感じが良かったので家族分購入しました(帰国時にごきげんで着用していたのはわたしですw)。

ではではボートに向かいましょう。

クモのようなボート「バンカーボート」に乗って移動します。

このバンカーボート。竹や板でできており、船の両端にあるアウトリガーという浮木のおかげで揺れが少ない……とのこと。

いや、揺れたし!!

フィリピンでのアイランドホッピングといえばこの船は定番みたいなので、覚えておきましょう。なお、トイレはありません(島のトイレはすごかったですw)。

おいおい、待ちたまえ。

この板で渡るんか!?と思ったのはわたしだけではない。

手すりはお兄さんたちが担ぐ竹一本。「どうぞー♪」みたいな感じで肩に置いて案内されましたが、渡る側としてはなかなかの恐怖。

そんな彼ら。両手で荷物を持ちながら軽快に渡っていました。

おみみちゃん

こわかった〜!

マクタン島から船で30分程度でヒルトゥガン島に到着。

周辺が海洋保護区のため、海の透明度が高いそう。ここで1時間ほどシュノーケリングを楽しみます。

本当はね、海に入らなくてもいいかなと思ったのですが……入ってよかった!気持ちよかったです(動画では潜ったときに撮った様子もありますよ)。

おじさんが優雅に通っていきます。どこへ行くのだろう。

天然のフグを受け取りました。感想は…「ヌメヌメー」でしょうか。

おみみちゃん

絵文字みたいな色合いでしたwwギザギザしてた。

さて。シュノーケリングを終え、次の島へ向かいましょう。

なかなかのクオリティの建物が並ぶ島を発見!

こちらももちろん居住しているとのこと。台風が来たらどうするんだ。

そうこうしているうちにパンダノン島に到着しました。

こちらはフィリピンセブ島の近海にあり、天国に一番近い島として有名。マクタン島からは船で1時間ほどかかります。

景色がいい感じ。フィリピンの島の中でも映えレベルが高いそうです。

天然のウニも食べられます。が、お腹に自信がなかったのでやめましたw

息子はココナッツジュースを購入。本当にココナッツ。

ランチにフィリピン風BBQをいただきました。カニがドン!に驚きました(割ってあったので食べるのは簡単)。なにやら皮に包まれているのはPuto maya(プトマヤ)とよばれるフィリピン風おにぎりです。

バナナの皮に包まれており、ご飯自体はパサっとしていますが妙にクセになる風味がありました。

何気にビーフンとマンゴーもおいしかったです。この度でマンゴーにハマりました。

前回もお話ししていますが、野良犬がナチュラルにいます。

おそらくですが、こぼした食べ物を狙っています。いやいや、馴染みすぎw

パンダノン島では2時間ほどのんびり時間。焼けそうだったので日陰でゆっくり過ごしました。

スラム街スタディツアー

フィリピンのスラム街に訪問するスタディツアーにも参加しました。

ホテルから車で30分ほど。現地の子ども達と交流します。

場所は「パシル(パジル)」という地区。

ここはいわゆるスラム街と呼ばれ、貧困層が多く住む場所だそう。

参加する前にいくつか注意事項が伝えられていました。

スタディツアーの注意事項
  1. パスポートは持っていかない
  2. SNSのアカウントを交換しない
  3. 貴重品は子どもたちに渡さない
  4. お金は100ペソ以下で十分

いい子たちではありますが、万が一のこともあるため持ち物は厳選していきます。

セブの中心街からそんなに離れていないのですが、景色がガラッと変わりましたね。

ツアーの会場まで10分ほど歩いていきましたが、ことあるごとに「ニホンジン?」と声をかけられ「コンニチハ〜」と話しかけられました。

実はここで日本人が寺子屋を運営しています。恵まれない子どもたちに教育と食の支援をしているそう。

すごいな、どんな人だろう?と楽しみに向かいましょう。

生粋のギャル!彼女はNGO法人Anya’s HOMEのAnyaさんです。

NGO法人Anya’s HOME

ダンス(パラパラ)やおりがみ、その他ちょっとしたゲームをしました。お昼ご飯も一緒に食べましたよ。

いろいろな背景を抱える子どもたちですが、すごく無邪気で。

歌が流れた途端、誰も歌えなんていってないのに大合唱。

またこれがね、心にグッとくるものがありました。思わず鳥肌が立ちましたよ。その様子は動画でどうぞ。

フィリピンでは英語が話せないと将来に関わります。

この寺子屋では日本語・英語・日本のマナーを教えているそう。

普段日本で暮らしていると、どうしても人と比べてしまう瞬間ってありますよね。

  • どこどこの子がこんなことできた
  • どこどこの子がここに進学した
  • それに比べてうちの子は……

こんな気持ちになったことは誰しもあると思います。

でもその環境ってとても恵まれているんです。

海外では留年は当たり前だそう。逆に飛び級もありますよね。

教育は誰もが受けられるわけではなく、家庭環境が整わない子は教育を受けられません。

そうなると負の連鎖

教育が受けられない子どもがやがて大人になり、はたらきに出る。

はたらける場所は限られており、その日暮らしの生活になることも。

その子がまた家庭をつくり、子どもに教育機会を与えられず……でエンドレス。これが現実。

だから英語を教え、英語をつかってはたらける環境に出すきっかけを与える。

生きている階級を少しでも上げる機会提供を。そんな支援をしている。

この支援はAnyaさんの小さいころからの夢だったそうで、その姿には強い意志を感じました。

日本では年齢が到達すると、学習状況に関わらず社会に出されます。

「教育の環境をどう使うかはさておき、環境は与えたから社会へどうぞー」という感じ。

高校以降は進路を自由に選択できますが、それまでの環境で苦戦していた子が新しい進路を切り開くには決意も勇気も必要。

言い方は悪いですが、それまでの環境を避けてきた場合はその決断の勇気を簡単に出せるものではありません。

ここに日本の教育の強さと弱さを感じました。

まんべんなく教育機会は与えられるけれど、その環境は少し異質。

みんなで前ならえ、みんなで動く、人の気持ちを察しよう。

日本人らしく気遣いの出来るすばらしい側面の裏側には「同調圧力」というデメリットも垣間見えます。

その環境にハマれる子もいれば、ハマれない子もいる。

ハマれないからといってそれは間違いではないけれど、周りからみたら「普通ではない」と思われてしまう。少し息苦しいな……と感じる時代です。

息子は地元中学へは進学せず、少し特殊な進路を選びました。これもまたわたしたちが考えた教育機会の提供。

選択したのは息子であり、決断したのも最終的には息子です。

決断に後悔はありませんが、別の行動を選択するときに不利になることもあります。

それすらも受け入れ、彼は挑戦をすることを選びました。その気持ちを尊重した上でこの親子留学にも参加しています。

「自分は不器用、でも変わりたい」

その気持ちを大切に、今後もサポートしていこうと親として改めて決意した一日となりました。とても価値のあるツアーをありがとうございました。

保護者デイユース

またまた別日となりました。この日は保護者のデイユース。

子どもたちがレッスンを受けている間にのんびり過ごしちゃおうという日。

マクタン島端のリゾート「デュシタニ マクタン セブ」で一日過ごします。

この日はイースター。イースターってただのたまご祭りだと思っていたのですが、結構大事なイベントだったんですね。失礼しました。

イースターだからか(?)リゾートで動物の販売をしていました。

なんだかギュンギュンの檻に入れられたウサギさんがいたりと、心がキュッとした瞬間も。

どうしても日本に比べて命の重みは軽くなってしまうらしい。それは生きるために人間も動物も必死だから。

留学中、要所要所で「日本は恵まれているな」と感じる瞬間がありました。

リゾートに入っていくと中を進むとプールがドーン!ちゃっかりプールに入りました。

透き通る海。反対側は滞在しているセブ島です。いや、この景色は……絶景!

保護者の方とたっぷりお話をしてこの日は終了。

やはりわざわざこういったツアーに参加しているということもあり、子育ての話もガッツリできました。いやぁ……充実。うんうん。

そうこうしているうちにまもなく旅も終わりを迎えます。

お別れディナー&帰国

帰国前日の夜はお別れディナーへ。またまた良さげなリゾートにて。

テニスコートもあり、ここはいわゆる上流階級の方がよく利用されるリゾートだそう。

夜景もとてもキレイでした。

のんびりし過ぎてご飯の様子は撮り忘れましたwすみません。

「もう終わっちゃうんだな」とちょっぴりおセンチになっていたのはわたし。

おみみちゃん

それだけ刺激的で、充実した旅だったのです。

息子にも旅の感想を聞いてみました。

「セブで住むのは難しいかもしれないけれど、楽しかった!また来たい!」

正直でよろしいw分かります。お水で終始苦労したわたしたち。

ずーっとお腹の調子がおかしくて、帰国後1週間ほどはゆるゆるでした(帰国後のトイレで思わずトイレットペーパーをごみ箱に入れそうになったり)。

息子にとっての初めての海外。海外への印象が少し変わったらしく、英語のモチベーションも上がった様子。よかったよかった。

夜が明け、いよいよ帰国となります。

空港に到着し空港がずいぶんキレイだったことをここで知る。そういえば入国は夜でした。

チェックインはオンラインで済ませ、出国審査等もスムーズに終了。

飛行機は朝8時にフィリピンを出発。追い風がすごかったのか、なんと予定より1時間早く成田に到着しました。

日本語が通じたときの感動と、コンビニやスーパーでのていねいさになんだか感動。

帰国して一目散におにぎりも食べました。おいしかった……。

成田から愛知までそのまま帰宅。自宅に戻ったのは夜の19時。

長旅、お疲れさま。やりきったぞ!

実はこれまでずっと旅行は夫が全て手配してくれていました。

海外赴任となり、新幹線も何もかも自分で手配した今回の旅。やれないと決めつけていたことは、ただのやらず嫌いでした。

人間、やればできるんだなと。そして慣れも必要だと。

英語もそう。学生時代から英語に対する拒否反応が強く、暗記科目と解釈して生きてきました。今回の旅では聞き取りすらままならず、ちょっぴり苦労。

英語が話せるだけで世界をもっと知れるのだと知ったら……今から勉強したくもなりました(基礎の基礎の基礎から学び直す必要はありそうだけれど)。

わたしにとっても、息子にとっても刺激的な旅でした。

ツアーを企画してくださったQQ Englishさん、一緒に参加してくださったご家庭の皆さん、本当にありがとうございました!めちゃめちゃ楽しかったです。

さて!今年はもう1カ国出かけます。しかも割とすぐ。

そう、次回は……上海!夫の赴任先に遊びにいってきます。

カメラ持ってたら怒られるかな。捕まらないといいけどw

違った意味で刺激的な旅になりそうです。

お楽しみに!