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パン屋運営

【積み重ねが大事】商売人感覚を養おう!

先日ココナラでアイコンをお願いしました!

表情もたくさん描いてもらいまして、これからゴリゴリ使っていく予定です。

この子の名前は「おみみ」。

まぁそのまんまなんですけどね(実際のわたしは現在黒髪のハンサムショートです)w

おみみちゃん、おみみさん?をどうぞよろしくお願いします。

相棒も描いてもらいました!

こちらは「おぱんくん」(おぱんつじゃないよ!)。

吹き出し等で登場しますので、かわいがってあげてください。

そんなわけで久しぶりに作家側ではなく、購入者側体験をしたのですが…これってすごく貴重な体験だなと思って。

今回はこれからパン屋を始めたい方、今伸び悩んでいる方に知っておいていただきたいお話です。

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ぱんのおみみの原点

よく「ちょうどいい動きしてるよね」と言われます。

何のことかな?と思っていたのですが、どうやらショップ運営も接客もどちらも“やたら慣れているな“と思われていたようです。

というわけでわたしの原点のお話をしていきましょう。

おそらく言われた内容で関係あるのが『自営業の娘』ということかもしれません。

地元はとある市の中心部。

交通の便のいい駅が徒歩1分の距離にあり、毎年夏は3日間に渡り大きなお祭りが開催されます。

わたしの実家はそのお祭りの中にありました。

お店を経営していたのでお祭りは強制参加w

大きな竹飾りを作ったり、お店を出していました。

小学生の頃から毎年お手伝いをしていたんですね。

なので割と生粋の商売人なのかもしれません。

中学生になるとレジにも触れるようになりました。

高校生からは自分で仕入れをして値段を付ける。

父からは「仕入れのお金をこれだけ渡すから、売上から仕入れの分を返したらお小遣いにしていいよ」と言われておりわたしのやる気は満々。

お友達にバイト代を渡して手伝ってもらったり、キラキラ光るグッズをネットで探して売ってみたり。

ちなみに3日間の最高記録は利益で10万円

高校生の10万円って大きいですよー。

おみみ

まぁ、全て遊びで消えましたけどw

  • 仕入れ体験
  • 販売体験
  • 接客体験
  • 値付け体験

お客さんへの声かけはきっと自然と培われた。

仕入れの感覚も同じく。

今思えばものすごい貴重な経験をしていたんですね。

実家は良くも悪くもいろいろあった場所ですがw、全て今に活きているので結果オーライ。

まぁ先日荷物は全部出されましたけど…切り替えていきましょうw

余談ですが、アルバイトの経験は

  • マクドナルド
  • 個人の焼肉屋
  • ユニクロ
  • 温泉の中のエステ
  • (結婚後に)スポーツクラブ

やはりどれも接客でした。

特段人が好きなわけでもないのですが、なんでしょうね。偶然、なのかな?

イベントで情報収集

とはいっても「接客したことがないです!」と落ち込むことはありません。

慣れです。何事も経験です。

しかしいきなり本番は怖い。

ならばまずはイベントに繰り出すべし

出店者さんもね、いろーんな方がいます。

めちゃめちゃフレンドリーな方もいれば、ちょっとツンとしている作家さんもいる。

慣れてなくてワタワタしている方もいれば、接客する気がそもそもなさそうな人もいる。

本当に多種多様。

まずは自分がどんな雰囲気にしたいか

お手本になる人を見つけてみましょう。

が、あくまで参考です。

無理してキャラを作る必要もありません。

「自分だったらこんな接客を受けたいな」「いいタイミングで話しかけて欲しいな」みたいなプラス要素を見つけたり、「お願いだ…話しかけないでくれ」「この接客は…無理だわ、受け付けない」 などのマイナス要素も見つけてみる。

それだけで全然違いますよ。

ときどき遊びに来た知り合いと話し過ぎて接客を忘れて話し込む出店者もいます。

楽しいのは何よりですが、出店しているときは適度なタイミングで話を終わらせましょう。

お客さんを無視したら売上ないですよー。

分かります。

知り合いが来ると安心しますもんね。

でもお客さんが来たら接客をしましょう。

通販も実際に体験してみる

イベントでは出店者さんに直接会うことが出来ます。

ではネットショップはどうでしょうか。

よっぽどのことがないと出品している作家には会えません。

でも聞いてみたいことがたくさんありますよね。

最初にショップを始めるとき、きっとこんなことが気になります。

挙げたらキリがないですが、個人的に最初におすすめなのは『実際に商品を買ってみる』という経験です。

冒頭にココナラで購入したことをお話しましたが、使ったことがないプラットフォームだったので「おひねり」制度は新鮮でした。

おひねりとは「追加注文」の時の支払いの名称。

minneやCreemaでは専用カートとして対応することが多いのですが、ココナラでは“おひねり“という形で連絡を取ってその流れで購入者が追加支払い出来たのです。

これはどちらも手間が省けます。

何より名前がなんかかわいい。おひねり。

データはどんな風にもらえるのかとか、どこまで自分の希望が通るかとか、実際に購入者側に立って体験すると印象が変わります。

パンを発送するとして。

わたしなら発送後に送り状番号は教えてもらいたいし、箱を開けてかわいいショップカードがあったら上がる。

ショップ全体の雰囲気も合っていたらその人を応援したいと思うだろうな…

他にもいろいろやってるんだ!この人面白いじゃん!からファンになる。

おみみ

こんなことを無意識に考えながら動いています。(ん?あざといって?いやいやこれが商売人精神やで)

それでいろいろと工夫をしているのです。

ただわたしはバックヤードに自営業の娘があったので、感覚でやっても何とかなっていたようですね。

初めて運営するよーという場合はぜひこういったリサーチをしてみてください。

商売人目線で考えてみる

最後は意識の部分のお話をしていきましょう。

実は我が家、結婚当初にちょっとした意見のすれ違いがありました。

いわゆる”育った環境の違い”です。

当初土曜日にゴリゴリ仕事を入れていたわたし。

ある日夫に言われました。

「ねぇ、土日ってさ。家族の時間じゃないの?」

あぁー。確かにそうか。

わたしの育った環境は違ったっていたので言われて納得。

自営業の土日はむしろ忙しい日。

家族でお出かけなんて出来ません。

何をしていたかというと、近所の同じように自営していたお家の友だちと遊んでいました。

唯一のお休みの火曜日は平日。

長い連休もないのでグダグダしてる姿をほとんど見たことがないかも。

逆にいつも仕事風景は見ていました。

良い面、悪い面たくさん見ました。

そうか。環境が全然違ったのか。

ここで「わたしは働いてるの!」と押し切ることも出来ます。

が、わたしの理想は「おかえり」が言える家庭。

少なくとも自分の実家のように崩壊したいとは考えていなかったのでwわたしが働き方を変えることにしました。

ほら。やっぱり育った環境って大事です。

メルカリなどで売るときも意見が違います。

「とりあえずさ、売れればいいから下げちゃって」という夫。

「どうせ値下げ交渉されるなら一旦盛って様子見」なわたし。

まさに商売人の血が影響していますねw

どちらがいいとかではなく、パン屋さんを営むなら商売人の感覚は必要。

イベントに行ったら「ほうほう」と観察。

ネットショップを見ても「ほうほう」と観察。

YouTubeもつい編集側目線で見てしまう。

もはや職業病です。

でもそれをも楽しむことが出来てこそ、細く長く続けられるのかなとも思うのです。

利益ばかり追えということでもありません。

自分が受け入れられるような形を作る。

意識して過ごすのが大切だと思います。

今回のまとめ

今回は「商売人感覚を養おう!」ということで、わたしの原点の話から商売人感覚を持つというお話をしてきました。

最後にポイントをまとめておきましょう。

「〇〇ちゃんだから出来るんだよ」とか「あなたは何でも出来ていいね」などよく言われます。

ポンっと湧いて出来るものではなく、どちらかといえば努力と経験で補っています。

裏の部分がないから出ないだけかもしれないし、自然とやりたいことに取り組んでいるかもしれない。

分からないことは一旦調べてみる。

すぐ人に聞くよりも経験した方が頭にも残ります。

パン作りもパン屋も独学。

これはわたしの強みでもあり、弱みでもあります。

全ての経験をこのチャンネルには詰め込んでいきますので、ぜひ日々の生活に活かしていってくださいね。

お役に立てれば幸いです。