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集客、宣伝

【次の世界へ】パン屋、ライティングを学ぶ

2024年になりましたね。

みなさん、今年はどんな年にしたいですか?

わたしは「移行」の年にしたい。

先日3ヶ月間学んでいたライティングスクールを卒業しました。

卒業式にMVPが発表されるのですが…わたくし、なんとMVPを受賞しましたーーー!

そもそもパン屋が何してるの?って話ですが、その辺りも含めて3ヶ月の記録と今後の展望についてお話ししていきます。

学ぶって楽しいですよ。日常にちょっと飽きている方、ぜひ何か学んでみてください。

きっと得られるものがたくさんあります!

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スクールに入学した理由

パン屋がライティング?お前どうした?と思われるかもしれません。

これにはちょっとした理由があります。

まず現在のわたしの目標はこんな感じ。

2019年にYouTubeの動画投稿をはじめ、30本程度で離脱。2021年に再開し、無事収益化をしました。

「パン屋開業や運営だなんて誰しもが興味あることじゃないし、ニッチすぎて3000人になれば上等」くらいに思っておりました。

しかし予想は意外な方向へ。

思いの外、パン屋さんになりたい人が多いこと。

  • 開業前何をしたらいいか分からない
  • 開業はしたけれど、なんかうまくいかない
  • 聞いてみたいけど聞く人がいない

そんな人がとても多かったのです。

チキンなのでコメント欄は閉じていますが、ときどきInstagramから感謝のDMをいただきます。わざわざそっちにきてまで連絡をくれるのが本当に嬉しかったのです。

もう1つ予想外だったのは「家庭優先でちいさく働きたい」という方がわたしの働き方を理想にしてくれたこと。

現代は女性の社会進出がデフォルトになってきました。

周りでもパートからフルタイム勤務に変える方が多く、家庭優先ですとちょっと言いづらい雰囲気すらある。

「家族のため」という理由はもちろん最重要なのですが、わたしの場合は「自分の生育環境を癒す」側面があります。

あまり詳しく書くと闇落ちしそうなのでアレですが、ざっとまとめると「いい子ちゃんの弊害」。そして「家族がバラバラになってしまったトラウマ」かな。

裏切り的なことも経験しましたし、不運なことに今現在も戦っておりますw

おみみちゃん

十分重いっちゅうねん!

妹が学生時代に学校に苦労していたのをみていました。息子がもし苦戦したら自分に出来ることでフォローしたいと常々思っていました。

家庭優先でちいさくはたらく、自分の過去を棚卸して供養してあげる。

これが組み合わさった結果、時間をかけて今の働き方にたどり着いたのです。

実はパン屋さんという働き方は時間とお金そして場所に追われる側面があります。

お店として営業をしていない分、時間にはかなり恵まれた部分はあります。が、たとえば物流が止まったらわたしのような通販メインのお店はアウト。

プラットホームが改悪されても何も文句は言えませんよね。

それを補うべく、経験のアウトプットをした。なのに伸びなくて苦悩していたというわけ。

このまま自己流で進めてほどほどのところで宙ぶらりんになるのか、一度基礎からしっかり叩き込んで構成からの動線を磨いていくのか。

答えは自ずと出ていました。

たまたま見かけた電子書籍で知ったスクール。決して安くはなく、思ったよりゴリゴリな感じ。迷いに迷い、「今だろ!」と決意し入学。

まとめるとこうですね。

これがパン屋のわたしがライティングスクールに入学した経緯です。

人のためになることを

スクールに入学して驚いたのは、先生をはじめとした組織のギブの精神。

「ここまで情報くれるの!?」と正直度肝を抜かれました。

わたし自身も人に教えた経験はありますが、どこか心の中ではこう思っています。

おみみちゃん

手の内を全て明かしたら自分の仕事取られちゃうじゃん?

ありません?みなさん、ありません??wあるでしょー。絶対あるって。

パン教室を主宰していた時もどこか頭の奥ではこんなことを思っていました。

おみみちゃん

レシピをマネされたらさ、自分のパンを買ってくれなくなるじゃん?

ありません?あるよね?何回言うんや!ってね。

でもパン屋のコンテンツを出す時だけ少し気持ちは違っていました。

キレイなおみみちゃん

まあ、自分の経験は唯一無二だしね。

とはいえどこかまだ半信半疑。

しかし講義を受けてそれは破壊されました。本当に惜しみなく情報を出してくれている。

『これだ、こう言うのをやりたい』

そう思えたのは本当に久しぶり。

文章もそうだし、講座受講までの動線も完璧。その後の拡散までの動線もある。なのに嫌味っぽくないし、実際に受けたら使える内容ばかり。

そういう人が集まっているコミュニティだから、やはりそのコミュニティの温かさも本物でした。

どこまで出来るかは分かりませんが、この後進めていくパン屋開業&運営の講座もガッツリ作り上げていきます。

パン屋としての考えも変わっていきました。

その人にとって”幸せだな”と思えるひとときのおともであるパンを焼きたい。

もちろん商売ですから売上がないと続きません。でもガツガツするより断然パンの表情も柔らかい。

モノにもエネルギーが宿ります。これから作っていく商品もパンもいいエネルギーが宿るように作っていきます。

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電子書籍に向けて作業中

さてさて。ライティングスクールなのですが、構成としてはこんな感じでした。

こんな可愛いタイトルではありませんがw、ざっくり内容は分かるかと思います。

わたし個人としては”文章を書くこと”を学ぶために入りましたが、実は電子書籍が1つのゴールであることも知っていました。

当初は「出せたらいいね」程度だったのですがあまりの情報のギブ精神により、やらないと損な気がしてきましてね。

気づけば目標が2つ定まっていました。

  1. 課題は講座期間中に出す
  2. 電子書籍を出してみたい

そのためにまずは時間を作らなければならない。

夏頃からパンの宣伝を少し減らし、秋の講座受講に向けて軽めにほぐしました。

講座期間中に台本を書いていたら多分時間が取れないので、台本を書き溜めておく。録音もよっぽどのことがない限りは先に完了させておいて、編集作業のみにしておく。

こうして時間を捻り出すことに大成功。無事、期間内に提出する課題は間に合いました。

課題の中に「2万文字課題」というものがあります。2万文字というのは電子書籍で、ある程度満足感を得られる文字量だそうです。

そんな人に向けた1冊を現在準備しています。

ゴリゴリのパン屋さん向けの内容ではありません。パン屋開業の本もたくさん出ていますしね。わたしはスキマの情報を詰め込む。

アンケート結果から「稼ぎたい!」よりも「やりがい」をみなさん多く持たれていることを知りました。そこにねササっと入り込むのです(言い方)w

シリーズでもう1冊考えています。そちらは「運営」に焦点を絞りますので、今ちいさくパン屋をされている方にも多少は使える内容かなと感じております。

電子書籍のリリースの時に内容等はまとめますが、スクールでは表紙のデザインや特典の内容などきめ細やかな部分までフォローしてもらえます。

出版しましたらまたお知らせしますね。

学びこそ人生である

人間というものは楽をしようとしてしまいます。

そんな中、今回はちょっと勇気を出してライティングスクールに入ったお話をしました。

「どうして学ぼうと思ったの?」の答えの中に”夫や息子が新しい環境で頑張っているから”があります。

夫はまもなく海外に単身赴任予定。17年ぶりに1人暮らし。期間は3年間。現在最低限のご飯を作れるようになるため、毎週日曜日の夜ご飯を担当しています。

国が違えば水も違う。もちろん人も違うし、全てが違う。職場環境も組織の構成も変わり、きっと大変なことも出てくるでしょう。

でもあえてその環境に飛び込み、自分を変えようとする姿に刺激されました。

息子も同じく春からの新しい学校で毎日楽しく学びを進めています。

小学校の時からは考えられないほどよく話すようになり、表情も穏やか。

思い切った選択にはなりましたが、本人の才能を引き出せる環境なのか、彼の努力が認められることが増えました。

そんな2人を見ていたら呑気に現状維持なんてしていられません。

将来、違う場所に移動する可能性もあります。パン屋のままでいたらきっと喪失感がある。

その可能性がある限り、「ずっとパン屋ではいられないんだな」とようやく諦めがつくようにもなりました。移動したとして、どこかで働けばいい話ですが、せっかくなら自分の武器を活かしたい。

もしかしたらわたしにとってはライティングなのかもしれないなと思ったのです。

だから3ヶ月、みっちり学んだ。

「どうせやるならしっかりと」

受講料を回収する気持ちで頑張りますwあわよくばライター業も始めたいなと。

夢は広がるばかりですね。楽しもうではありませんか。

今回のまとめ

今回は「新たな学び、パン屋の次の世界へ」ということで秋から3ヶ月受講したライティングスクールについてお話ししてきました。

特にまとめることはないのでポイントは割愛します。

ベビーマッサージ講師から丸13年。パン屋を始めて丸10年が経ちました。

当初から比べたらいい意味では落ち着き、悪い意味では守りに入っていた気がします。

もちろんパンを焼くことは好きなのですが、実は文章を書くことも同じくらい好き。

「おみちゃんの文章、スッと入ってくるね」

自己肯定感が爆下がりしたときに唯一褒めてもらえたことを覚えています。

今はそれが大きくなるとき。楽しみは広がりますね。

まずは電子書籍のリリース。手続き関連は得意ではありませんが、みんな最初は初めてなんです。怖いからこそ、サポートしてもらえるときにしっかりサポートしてもらう。

目標は3冊出すこと。まだ先にはなりそうですが、叶えますよ!

みなさま、わたしの経験をゴリッゴリに役立ててくださいね!

2024年もどうぞよろしくお願いします。