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パン屋開業準備

【開業後の現実】維持費のそれって本当に必要?

「パン屋さんを始めました!やるぞ!」と思った時、何が一番不安ですか?

おそらく『維持費』と答える方が多いと思います。

そこで今回は「ちいさなパン屋の維持費」について、わたしの例を挙げて解説していきます。

前回の維持費とはちょっと趣向を変えています。

【パン屋開業】運営の維持費、いくらかかる?初期費用の次に気になるのは「維持費」。正直な話、『パン工房を作ること』をクリア出来れば大きな山は超えています。ただ結局のところは”持続可能な活動”にしなければ何かを失いかねません。それが家族との時間かもしれない、体力的なことかもしれない。その人により違いますが、先のことまで考えて決断を下していくことが必要になります。...

各費用について深掘りしていきましょう。

先にお伝えしておきますが、わたしの環境はかなり恵まれております。

それ故、ゆるくのんびり働けています。

なので「そんなんじゃ済まんし」と思われる方もいるかもしれません。

あくまで一例として参考にしていただければ幸いです。

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割合が大きいのは?

維持費と聞いて、最初に思い浮かぶのは『家賃』ですよね。

パン屋の場合、工房を構える場所により大きくこの維持費は異なります。

  • 自宅にあるか
  • 自宅以外で場所を借りるか

場所を借りると言っても立地により家賃は違います。

東京の一等地と田舎の一等地では全く違います。

家賃があるということは「毎月必ず家賃分の売上を出す必要がある」ということ。

しかもパン屋さんやお菓子屋さんは”原材料”という価格が変動する食材を扱っています。

かつてバターが品薄になった時期がありました。

いつくらいだったかな。6.7年前だったかな。

仕入れるとしても1個まで。

どこのスーパーを回っても見つからない時がありました。

その時「原材料があるって不利だな」と思ったものです。

しかも原材料はこちらの気持ちとは裏腹に予告なく値上げされることがあります。

原価率が上がればそれだけ利益が減る。

…ということは家賃に影響してくる。

自宅以外で場所を借りるというのは「ゆるく働こう♪」なんて呑気なことは言えません。

自宅の場合はどうでしょうか?

家賃という家賃はかかりません。

ご自宅のローンが残っている場合は一定額を家事按分に計上することも出来ますよね。

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割合は場所や使用時間で計算することになります。

あとは固定資産税。これも家事按分になります。

家計的には経費に出来るのはメリットですが、パン屋を運営する側としては結局のところ”家賃”として大きな足枷になります。

その部分は理解しておきましょう。

さて。わたしはといいますと…こんな環境。

そうです。維持費がほぼかかっておりません。

わたしが常々恵まれていると感じるのはこの部分。

そりゃ「ゆるく、たのしく♪」って言えますよね。

すみません。

その分、皆さんに情報として提供しますのでご勘弁くださいw

原材料・売上は別で考えよう

維持費とは「運営する上で毎月必ず必要なモノ、コト、場所」のこと。

ここには一旦原材料は考えずに計算しましょう。

原材料はその時々で金額が左右されます。

売れ行きによって早めに仕入れることもあるし、夏で売れない時はいつもより仕入れは少なめ。

予測が出来ないですよね。

同じく売上もそう。

ネットショップで販売したら「販売手数料」、イベントに出店したら「出店料」が発生します。

これもまたその時々で金額が変わります。

ネットショップでたくさん売れたら手数料はその分高い。

たくさん出店したら出店料も増える。

その都度生じてくる”経費”として考えましょう。

消耗品も同じことが言えますね。

どれも維持費とは別で考えましょう。

1つお伝えすることがあります。

「手数料・原材料・消耗品は経費の割合が大きい」

やっぱりね、材料費がかかるビジネスは大変です。

ネットショップをやっていると売上に送料も含まれます。

つまり手数料が取られちゃうんですねぇ。

送料はね、バカになりませんwこれ要注意です涙

維持費一覧-ぱんのおみみver.-

ではでは本題です。

先ほどもお話しましたが、家賃がかかっておりません。

「お前、現実的じゃねーな」と思われるでしょうが、これはわたしの現実であります。

包み隠さずお話しします。

現在ネットショップはSTORESで運営をしています。無料プランでの契約。

PayPayについてもイベント出店がないため、ライトプラン(無料)での契約です。

もちろん車やガソリン、光熱費等は家事按分で計上しています。

おみみ

我が家車が1台のため、タイヤ交換や部品交換でも家事按分出来てしまうのはちょっとした裏技です。

こういった他の諸々をざっくり足してもおおよそ月に4-50000円の固定維持費があるかどうか。

…そりゃ「ゆるく、たのしく」働けますよね(2回目)。すみません。

ただ、主婦ベースで働くというのはこのくらい抑えていないと家族のサポートがなかなか難しい。

代わりと言ってはなんですが、我が家では家事は完全にわたしの担当です。

家族はチーム戦なのでね、完全役割分担しています。

必要かどうか見極めよう

恵まれている云々はおいておいて。

1つポイントがあります。

『いらないものはいらない』

わたしはパン作りもパン屋運営も独学です。

【好きなことを仕事にする】独学でパン屋さんになれる?今回は「パン屋さんは独学でなれる?」というお話。結論、わたしは完全独学のパン屋です。でもここまで困ったことはあるかといえば特にない。学校に通ったわけでもなく、教室に通ったわけでもなく、パン屋で働いたわけでもない。医療系に進学していたわたしがなぜ今パン屋なのかは自分でもわかりませんwそんなこんなをまとめています。ぜひご覧ください。...

なぜ独学でやってきたのかって?

おみみ

「人と関わるのが苦手だから」

致命的ー

小さい頃から人に質問が出来ません。

こんな質問したら「分かるだろ」と思われそう。

こんな質問しても「調べろよ」と思われそう。

こんなことで悩んでるとかマジでしょぼいんですけどー。

なーんて思っていました。

『自分で考えろ。動け。やれ。』がモットー。

なのでパン屋さんを始める時も講座など一切受けていません。

いいのかは別として。

今自分が工夫すればやれることはないか」は常に考えるようにしています。

時々、資格貧乏みたいな方がいます。

わたしもかつてその1人でした。

インプットばかりしていても運営は出来ません。

もちろん必要なことは学ぶべきです。

自己流が仇になることもあります。

でもいつも人に聞いて、いつも仲間と群れてキャッキャ。

楽しいかもしれませんが、それでは何も経験出来ません。

お金がないならないなりで考える。

周りに迷惑をかけないようにするなら公共の場に聞いてみる。

要は工夫次第です。

ちょっとグサっとくるようなことを言いましたが、わたしの維持費の少なさはある意味それを物語っています。

HPもフライヤーも自分で作ります。

ブログや動画編集も調べながら収益化。

しかもどれもそれなりに形にはなっている。

その過程をも楽しめています。

次のフェーズはパン屋になりたい人たちのお手伝いや学びのコンテンツを作ること。

わたしの無駄な経験を活かす時がきましたよw

ぜひ楽しみに待っててください。

言っちゃったからには頑張りますw

今回のまとめ

今回は「パン屋の維持費ってどのくらい?」ということで維持費の捉え方からわたしの工房の維持費までを解説してきました。

最後にポイントをまとめておきましょう。

パン屋さんを始めて10年

もうすぐ干支が1周しようとしています。

パン屋さんを始めるまではお恥ずかしながら資格に依存していました。

いろんな講座を受け、資格をとり、取って満足。

現場に出たら出たで上には上がいる。

高校卒業後に進学した学校でドクターストップ。

国家資格を取れなかったことのトラウマが劣等感や焦りを生んでいたんでしょう。

「資格なんて意味ないやん」と思い始めていたところにパン屋という天使のような存在が舞い込んできました。

いい大学を出ていなくても、すごい技術がなくても、許可と食品衛生責任者があれば出来る。

資格に対するトラウマがパッと晴れてきたのはパン屋さんになって感じたこと。

つくづく思います。

わたしは運がいい。

だから皆さんに還元したいんです。

わたしの経験がお役に立てるよう、今後も精進します。