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パン屋開業準備

パン屋をはじめる前に知りたいお悩み10選

このサイトでは主にパン屋開業・運営にまつわることをお伝えしています。

今回は「パン屋をはじめる前に知りたいお悩み10選」と題しまして、よーーーく聞かれることを10個ピックアップしてみました。

キレイなおみみちゃん

こんなどこぞの馬の骨ともわからない、しがないパン屋にDMいただきありがとうございます。

お答えできる範囲で答えさせていただきますので、今後ともどうぞお付き合いください。

何事においてもはじめる前って不安ですよね。わたしも通ってきた道なのでとても分かります。

大前提のことをお伝えしておきましょう。

「先のことを心配していたら行動はできない」

分かります、分かりますよ。

不安ですよね。解消したいですよね。

辛い思いしたくないですよね。

でも全部を解決してスタートすることは難しい

ちょっと厳しい言葉をかけるならば「やらんとわからんよ」という話。

おみみちゃん

あ、方言が出ちゃったw

がしかし!お金も時間も投資するわけで、大事故を起こせなんて思っていません。

今回の内容でちょっとでも解消できたら幸いです。

この記事の動画はこちら

先日開業のことをギュッと詰め込んだ電子書籍を出版しました!

特典には開業前チェックリストHACCP対策シートをご用意しています。

Kindle Unlimited対象ですので、ぜひご一読ください(画像をリンクすると遷移します)。

何をしたらいいかわかりません

とてもざっくりした質問ですが、よく聞かれます。

この場合はまず疑問を一旦全て出してみましょう。

このときいくつかカテゴリで分けてみます。

  • パン屋開業のこと
  • パン工房の許可のこと
  • パン屋運営のこと
  • 漠然とした将来のこと

大きく分けると4つくらいになるかなと。

例えば「いくらかかるか不安」「いくら稼げるか不安」など、お金にまつわることが出てきたとします。

このうち「いくらかかるか不安」な部分は、すでにパン工房にする予定の場所があるなら、リフォーム業者さんに見積もりを取ってもらいましょう。

そうするとおおよそこのくらいが分かります。

リフォームするしないは置いておき、数値を出してみると納得する部分が出てきます。

「いくら稼げるか不安」に関しては「どのくらい動く予定なのか」「目標をどこに定めるか」を考えます。

決まった答えはありません。それぞれです。

おぱんくん

「どこまでやりたいか」は自分でしか決められないもんね。

何をにおき、どこまで許容できるか。

それに対して自分はどこまでやるつもりなのか。

「わからなーい!」ではなく、明確化する。じゃないとずっと先には進みません。

まずはペンとノート、もしくはスマホなどにありったけの不安や悩みを書いてみましょう。

それから解消できることを1つずつ見つけていきます。

扶養内ではたらけますか?

このお悩みもよく聞かれます。答えはズバリ。

「扶養内での開業””できます」

が!ここからが大事!!

扶養内開業にはいくつか条件があります。

中でも重要なのがご主人の勤め先の条件

  • 開業届を出したら扶養から外れる
  • 所得48万円以上は扶養から外れる
  • そのうち青色申告65万円控除を適用してもいい(所得48万円以上は扶養から外れる)

おおよそこの3つに分類されます。

なので「扶養内でも開業はできますか?」の答えは「ご主人の会社の条件を確認してください」になります。

そもそも扶養には2つ種類があります。

  1. 税法上の扶養
  2. 社会保険上の扶養

実はそれぞれ「扶養内」の条件が違い、税法上の扶養内開業税金のお話。いわゆる”48万円の壁”。

社会保険上の扶養社会保険料が自己負担になるかの部分。こちらは”130万円の壁と呼ばれるもの”。

”103万円の壁”は給与所得がある方の話になります。

ご主人の勤め先の扶養要件をかならずチェックしよう!

開業届は出しましたか?とも聞かれますが、パン工房は仕事場として作りますよね。

そのため保健所から「開業届を出してくださいね」と言われます。

【意外と聞かれます!】開業届は出してますか?ちいさなパン屋さんを始めたい方に意外とよく聞かれるのが「開業届、出していますか?」。パン工房を作ったらその場所は”事業所”。つまり開業することを前提に作ったことになります。今回は開業届の基礎と手続きについてまとめました。ぜひご参考ください。...

工房を作ったあとに「扶養内ではたらきたかったのに、夫の勤め先は開業届の時点で扶養から外れる」と知ったら、もう頭真っ白になりますよね。

か・な・ら・ず!確認してください。

パート代くらい稼げますか?

扶養内でも開業できることがわかりました。

次に聞かれるのは「パート代くらいは稼げますか?」

答えはこちら。

「ご自身の動き次第でどうにでもなる」

たくさん販売すれば稼げるし、あまり販売しなければ稼げない。

  • 週にどのくらい焼くか
  • イベント出店するか
  • 委託販売をするか
  • ネットショップ運営をするか

しかも動いた分だけ稼げる保証はありません。

この話を聞いて「えええ!?」と思うかもしれませんが、これはすべての個人事業主に言えることなのです。

安定して家にお金を入れたいと思うなら、わざわざリスクをとって開業するのは微妙。パート勤務のままの方が安心でしょう。

リスクをとるから上振れも下振れもある。そんな世界。この覚悟をもてるかどうかはご家庭の事情もありますよね。

だからこそ家族間でも話し合いが必要になります。しっかりすり合わせておきましょう。

ちょっと耳が痛い話でしたね。でも大切なことなのです。

工房作るのにいくらかかりますか?

そもそもパン屋として開業に踏み出す敷居として立ちはだかるのが「菓子製造業許可をとるための厨房が必要」なこと。

いくらかかるかもよく聞かれますが、リフォーム予定の場所により金額が変わります。

  • ほとんど手直しをしなくていい部屋
  • ガス、水道の工事が必要な部屋
  • 電気、ガス、水道工事が必要な物置
  • 内装からすべて必要な物置
  • そもそも小屋を建てるところからはじまる など

なので一概にはいえません。モヤモヤさせて申し訳ないのですが、これしか言いようがありません。

内装もどこまでこだわるのか、土間なのか、部屋のようにするのか。

冷蔵庫はいくつ置くのか、オーブンはいくつ置くのか。

考え出したらキリがありませんが、電気、ガス、水道から開通ということになれば、少なくとも50-80万円はかかります。

棚やエアコン、機材も必要と考えると150-200万円くらいはみておく必要があるかなと。

1つの参考になさってください。

【パン屋開業】初期費用、いくらかかる?今回は「パン屋開業の初期費用」のお話。おそらく皆さんが知りたいであろう内容にしてみました。工房と一言で言ってもその後に繋げていくことまで考える必要があります。勢いだけに任せず、長期目標を持って進めていくことをオススメします。...

工房作りで注意することはありますか?

先日、お友達のケーキ屋さんにインタビューしました。

そこで共通する悩みを発見。

「コンセントが足りん!!」

コンセントって実は地味にお金がかかります(チリツモってやつですね)。

そのケーキ屋さんは床にコンセントをつけたらしいのですが、どうやら邪魔とのこと。

おぱんくん

確かに線で引っかかりそう……。

わたし自身は腰くらいの位置のコンセントが足りません。

おみみちゃん

毎回しゃがむのがめんどくさい……。

コンセントは少し多いくらいでいいでしょう。

あとわたしは「壁紙の色」ですかね。コンクリ調の壁紙、超かっこいいんです。

内装はめちゃめちゃ気に入ってるのですが、カメラが黄色を探し続けてパンが美味しく写りません。壁紙は無難に白がおすすめです。

そんなに後悔してるのに変えないの?って話ですが、気に入っているので変えません。なんとかしますw

何個焼けばいいですか?

「いつもどのくらい焼いていますか?」も聞かれます。

わたし自身が定期的にお店を開いているわけではなく、注文が入ったあとに焼き上げる「受注生産スタイル」。

注文が入れば焼くし、入らなければのんびりしています。

なので毎回いくつ!と決まっているわけではありません。

イベント出店はそのイベントの規模で決めていました。

  • ちいさめのイベントであれば150-200個
  • 出店数が20店舗くらいあれば200-300個
  • 主催していたイベントではMAX500個

500個はもちろん2日に分けて焼きましたが、主催と出店は兼任するものではありません。大変過ぎたので、途中から350-400個に減らしました。

これもまた個人差がありますよね。

「いくら売り上げたいかを考える」しか対策がないのです。

  • 200円のパンを150個販売したら30000円の売上
  • 300円のパンを300個販売したら90000円の売上

だいぶ違います。

出店料や仕入れの価格、出店日数や開店日から総合して判断していきましょう。

それこそ扶養内で収まりたいなら控えめになるでしょう。ガッツリ稼ぐなら稼働日は増やさないといけません。

つまりは「目標値を決めておく」が大切になります。目標はあくまで目標なので、ときどき修正はしていきましょう。

販売する商品ってどう決めてる?パン屋を始めて最初に考えないといけないのが「商品」。どんなパンを焼こうか、どんなメニューにしようか。しかし悲しいかな、焼きたいパンが”求められているパン”とは限りません。またある程度メニューを回していかないとずっと同じモノを焼くことにもなります。今回はわたしがメニューを決める時に意識していることをまとめてみました。ぜひご参考ください。...

たくさん焼く方法がわかりません

イベント出店の日に300個持っていくというと結構驚かれます。

前日に焼成してもいいスコーンなどを抜くと、200-250個くらいを当日の夜中から出発までに用意するわけです。

先にお伝えしておくと「慣れとパズル」です。特にパズル要素が強いかな。

おみみちゃん

わたしテトリスが大好きで。

パンを成形する速度と数、発酵時間、気温、焼成時間を総合して組み合わせるのがどうやらすごく得意。だからもしかしたら参考にならないかもしれません。

コツだけお伝えすると「イベントのメニューは数を重視している」でしょうか。

宣伝のための出店なのですから、できるだけ多くのお客さんに買っていただきたい。

それには数が必要だから数を焼けるメニューを増やしている。

スタッフさんなんて雇えないですから、やれないことはやらない。やれることをやるのみ。

そんな感じです。

今後有料noteでヒミツを公開しようと思っています。お楽しみに!

段取り命!ちいさなオーブン1台で大量のパンを焼く方法しばらくパン屋さん関連が続いたので、今回はパン作りのお話です。ちいさいオーブン1台で100個のパンを4時間半で焼くその段取りをまとめてみました。ミニマムに働くからこそ、いかに効率よく発酵させるかが大切!ぴっちりハマった時の爽快感、たまりませんぞ。ぜひお家でのパン作りのご参考に♪...

宣伝の方法がわかりません

集客と宣伝は永遠の課題であります。ポイントはひとつ。

「宣伝しないと知ってもらえない」

写真撮るのが苦手でも、画像作るのが苦手でも、文章作るのが苦手でも、とにかく世に出さないと知ってももらえない。

だから出すしかない。

やってみて改良をしていけばいいんです。だんだんカタチが出来てきて、以前の雰囲気と合わないなら消しちゃえばいいんですw

わたしも過去にやたら黄色いフィルターをつけて、かっこいい雰囲気を演じていましたが、消しました。

みなさん言わないだけで黒歴史はありますよ。いいんですよ、挑戦したからわかるんですから。

集客・宣伝もまたコンテンツを作ります。実践できるようなカタチにしたいなと思っておりますので、お待ちくださいね。

【自分で入稿】ショップカードを作ろう!ショップカードといえば宣伝ツールの1つでもあります。どうしても初期はお金をかけることも出来ないし、家のプリンターなどで印刷しがち。わたしもそうでした。でも実は自分でデザインから入稿まで出来るんです。今は便利なツールがたくさん登場しています。上手に使って自分好みのショップカードを作りましょう!...

売れるか心配です

「売れるか心配です!」これもよく言われます。が、そもそもやってもないから心配に決まってます。

覚悟を決め、一歩踏み出す。そうするとやらないといけないわけです。

だからみんななんとかしてあれやこれやと考えます。

先の心配ばかりしていてもパンが売れるわけでもないし、ましてやパン工房が完成するわけでもありません。

もうね、これはわたしには何も言えません。

「やると決めたらやるしかない」

ただ、はじめる前から心配で夜も眠れなくて、毎日吐いちゃうし、お肌もボロボロで……になるなら多分辞めておいた方がいい

はじまってからの方が大変だから。

でもね、どうやったら売れるかなーと考えるのは結構楽しいんですよ。

お客さんの顔を思い浮かべながら考えると「よし、焼くか!」と思えます。

ちょうど今パン屋をはじめる方は一番不安だと思います。

とにかく前に進みましょう。イベント出店したり、知り合いのお店にちょっと置かせてもらったり。

がむしゃらな姿もかっこいいと思いますよ。

パン屋を続けられるか不安です

このお悩みの答えがあるならぜひ教えてくださいw

パン屋をはじめても不安だし、売上が安定してきてもやっぱり不安です。

つまりはみんな心のどこかに不安を抱えています。

そもそもですよ。コロナでイベントが全て中止になった時期がありました。

当時全ての仕事がなくなった方もいました。あの経験を乗り越えて続けてらっしゃるお店は本当にすごいと思います。

わたしはあのときちょうどネットショップが軌道に乗り始めていました。

「ここダァ!」とばかりにパンを焼き続け、月に100件近く発送をしていました。

しかしそれも長くは続かず、疲れが溜まってペースダウン。ペースダウンしたらもちろん宣伝も減るので売上も減る。

「そうか、原材料がある商売って大変だな」と思ったものです。

モノを売ればいいから売上にはしやすいけれど、次の商品を作るには材料が必要になる。

そうなると売上を維持しないと続けられない。

なのであのタイミングで「目標はこのくらい」と決めました。ちょうど子育てでも分岐点だったので合わせたのもあります。

隣の芝生は青い。隣のパン屋も青いですよね。

きっと相手も思っています。

おみみちゃん

誰も安心なんてしていないのです。

日々何をしたらお客さんが喜んでくれて、どう伝えたらお客さんが動いてくれるか研究している。それをも楽しんでこそなのかなとも。

答えになっているかわかりませんが、「すべてを楽しむしかない」ことは伝わったでしょうか。

最後は覚悟。前に進むと決めた方のお役に立てる情報を出せたらと思っております。

今回のまとめ

今回は「パン屋をはじめる前に知りたいお悩み10選」ということで、開業前・工房完成前の方によく聞かれることにお答えしてみました。

わたしは今、パン屋の卒業を目指しています。

夫が海外赴任をしていることも関係していますが、わたし自身がもともと好奇心旺盛なタイプ。

そもそもパン屋を10年やっていたことが奇跡。

「売上が減ってこわくない?」とまわりには言われます。

変化するときに守りに入っているなら、それは「変化する気がない」と思っている。

変化する気があるから、売上が減ってもやってみたい。

息子も大きくなり以前より時間もあるし、夫にも「仕事変えるためにがんばる」と宣言した手前……簡単に「やーめた」と言ったら引かれますw

ある種自分で”背水の陣”状態。

この頭で経験する人生は一回きり。ならいろんな世界を経験してみたい。

そのワクワク感でいっぱいです。まぁなんとかなるでしょう!

そのためにまだまだ学び続けます!一緒に進みましょうね。