※本サイトの記事は広告が含まれています

メンタルケア

【アンチ自分?】万人ウケはとても難しい

人には“好き嫌い“や“得意不得意“がありますよね。

自己肯定感が低く、感受性が異常に強いわたし。

以前はパンの評価にずーーーっと怯えていました。

が、ふと最近何かが吹っ切れる。

「そもそも全ての人に好かれることは出来ない」

今回はこれまでわたしが経験した“アンチ自分?“な気がした出来事を2つお話していきます。

悪口を言いたいわけではありません。

その人とっては“何でもない言葉”でも受け取る側にしたらショッキングな案件にもなり得る。

最終的に自分が提供した商品を考えることはその予防線にもなります。

また自分自身の行動においても日頃から注意しなければならないなと感じました。

考え方の参考になれば幸いです。

この記事の動画はこちら

メロンパンが苦手な男性

以前こちらの記事を更新しました。

一匹狼?HSP?1人運営って孤独?普段、全ての業務を1人で運営しています。「大変でしょ?」と言われますが、個人的には1人でマイペースの方が今のところ合っているようです。どうやらその背景にはいわゆる”繊細さん”要素が見え隠れ。今回はよく言えば一匹狼、今どきの言葉で言えば繊細さんであるわたしの経験を元に1人運営について考えてみました。ぜひご参考ください。...

今回は側からみたら「そんなことで落ち込むかい!」と思うかもしれない事例がいくつか出てきます。

そう…わたしは超感受性が高いのです。

いい意味では“人の気持ちに寄り添える“と言われますが、本人からしたらめちゃめちゃめんどくさい。

小さな一言がグサリグサリと刺さるのです。

言われたのはこんな一言。

とある男性

オレ、メロンパン苦手なんだよね。

普通に聞いたら「へーそうですか。」で終わるでしょう。

しかしわたしは違います。

  • 自分のパン美味しくない?
  • 焼くのをミスってしまったのか?
  • パンが嫌い
  • わたしのお店が嫌い?

もはや病的な被害妄想ですよねw

一言言われるだけで走馬灯のように思考が駆け巡ります。

当時はゴリゴリ活動期。

まだ気持ちはギラギラしていました。

が、その一言で一気に萎える。

さて。この後わたしはどう考え方を変えたのか。

脳裏に駆け巡ってしまうのは仕方がない。

そんな時は改めて場面を思い浮かべます。

落ち着いて考えてみた
  • そもそも男性はわたしのパンを購入していない
  • 家族が買おうとして聞かれたが「いらない」と言った
  • 単純にご本人が甘いパンが苦手だった
  • 自分のパンを食べて言われたわけではない

そう。そもそも購入していないんです。

ポロッと口から出てしまっただけ。

結論はこちら。

「甘いものが苦手な人だっている。」

これに尽きます。

はい、これにて切り替え完了!

もちもちパンが硬かったおばあちゃん

今回こんなテンションで進んでいきます。

ご了承くださいw

お次はノリノリで知り合いを通じて購入してくれた80代のおばあちゃんのお話。

古くからの知り合い(70代)から依頼がありました。

知り合いのおばさん(70代)

あなたのパン、お友達が食べたいから20個くらい分けて欲しいの。

わたしが焼いたパンは

  • もちもちのあんぱん
  • もちもちのしろぱん
  • ミニちぎり食ぱん(もちもち)

お渡ししてしばらくして連絡が来ました。

知り合いのおばさん(70代)

ごめんね。硬かったみたいで不評だった…

ガーーーン。

大変ショックでした。

まぁでも好みもあるもんな、と思っていたら。

どうやら依頼をしたのは80代のおばあちゃん。

通っている老人ホームに差し入れをしたそうなのです。

情報をまとめましょう。

情報の裏側を探る
  • わたしのパンはもちもちぱん
  • 80代といえば入れ歯装着率高め
  • 80代といえば硬いものは避けがち
  • リハビリの先生からは大好評

お分かりいただけただろうか。

「お客さんが80代と想定していなかった」

これに尽きます。

もちもちパンはにかなり衝撃を与えます。

“不評“というワードが脳裏を駆け抜けましたが、先生たちには大好評だったとのこと。

これはもう『世代間ギャップ』です。仕方ない。

とにかくわたしがいちいち全てのことに反応してしまうのが原因。

でもこれが難しいんですよ。

わたしも深く考えようにはしているのです。

しかし反射的に頭にパキーンと考えが浮かんでしまう。

自己鍛錬ですね。精進します。

パンの購買層を考えよう

2つの「なーんだ」なエピソードをお話しました。

要は“人には好みがある“ということ。

そもそもわたしのパンはこんな想定をしています。

これが例えば具材モリモリの豪華なデニッシュ専門とします。

そうなると対象の購買層はガラッと変わります。

自分が焼きたいパン”と”自分のパンを買ってくれる人

全てを想定は出来ないわけでどうしてもそこにハマらない人は出てきます。

音楽がいい例ですよね。

ヒップホップが好きな人もいればクラシックが好きな人もいる。

自分がココ!と思えるところにハマればラッキー。

そこに自分なりのちょっとしたこだわりがあるといわゆる“個性“になるのかな?なんて。

みんなに好かれなくてもいい

人によってなんとも思わない方がいるかもしれません。

はたまた人によっては「そうなのよ、そうなのよ。」と共感してもらえるのかもしれません。

なぜ人は落ち込むのか。

それは「愛情やこだわりがあるから。」と考えます。

ぶっちゃけどーでもいいことはどーでもいいですよね。

逆に気合いを入れたものを全否定されるとやはりショック。

確かにわたしの例はちょっと極端ではありますが、結局は極論こう思います。

「みんなに好かれなくてもいいんだよ」

自分にだって好き嫌いはあります。

人にだって好き嫌いはあります。

全ての人に好かれようと思うから辛いんです。

これ、パンだけの話ではありません。

例えばPTA役員とか(トラウマw)。

全員が納得して先に進むことはあまりないですよね。

表立って「いやです。」と言ってくれたらむしろありがたい。

大抵は「ちっ」と思われて過ごしていますw

一回一回喰らっていたら身がもたない。

しかしお恥ずかしながらわたしは喰らうタイプ。

出店が辛くなったのもこの異常な感受性が原因。

イベント出店しなくなって何が変わった?イベント出店を卒業して1年が経ちました。主催を兼任していたこともあり、シンプルに時間が出来た。そして新しいことにも挑戦出来ています。1つ手放して1つを得る。まさにそれを体感した1年でもありました。そんなことをまとめています。ぜひご覧ください。...

一言で「HSPです」で解決する問題じゃない。

「で?」と思われるだけですよねw

だから自分から環境を変えたり、振り返って捉え方を改めてみたりする。

あとは慣れです。時間薬です。

ぜひ覚えておいていただければと。

今回のまとめ

今回は「アンチ自分?全ての人に好かれなくてもいい」ということで、ちょっと自信を失いそうになった時に思い出していただきたいお話をしました。

最後にポイントをまとめておきましょう。

人には”好き・嫌い”だけでなく、”向き・不向き”も必ず存在します。

どうしてもやりたかったことよりも、サブとして始めたことの方が伸びたりします。

人生そんな上手くいきませんよね。

でもその日その時が自分にとっての最新の状態。

過去のことでクヨクヨしたり、他人のことでモヤモヤしていたらもったいない。

わたしの場合、本来はきっと自営業は向いていないことでしょう。

でも「求めてくれる人がいる」と知ってからは『もう少し続けてみようかな』と思えるように。

それから早数年。

常に緊張の糸は張りっぱなしですが、これはこれで緊張感があっていいのかもしれませんw

ほどほどに。

のんびりと続けていこうと思っています。